湖北白ばら幼稚園 給食棟増築プロジェクト2020.05/千葉県我孫子市
今回のプロジェクトは建築家選定から関わったプロジェクトでした。
給食棟を増築したいので相談にのって欲しいと言うお話をいただいたのが事の始まりでした。
もう10数年も前にこの園とは出会い、この園の環境・庭・保育に対する想いを知っていたが故に、この環境に手を出す事の難しさも何となく理解してもいました。
そこで建築家の山中裕一郎さん(S.O.Y建築環境研究所)の顔がその場で浮かび、すぐさま相談を持ちかけて始まったと言うプロジェクトです。
周囲の田園風景が日常生活の中でも、子どもにとっての大切な原風景と感じ取れる様にする事を園舎、お庭とも共通のコンセプトとし、
お庭では、敢えて一度煉瓦の壁により景色を閉じ、家型の「窓」空間からこの四季折々変化する原風景を眺められる様計画しました。
又、給食棟と礼拝をしたりする為の講堂との間のお庭と言う事もあり、エディブルガーデンの要素と祝祭空間としての機能も併せ持つお庭としてデザインをしてあります。