園庭には意図的に畑や水田を計画します。しかも、可能であれば給食室の前に配置したり、野菜や稲を育て、成長している過程を子どもの日々の生活風景の中でも感じ取る事が出来るように工夫をしながら、これらを計画します。
田畑は、ビオトープなどと連働して生物の生態が学べる環境教育の場としての役割をも担う事も出来ます。
ビオトープの役割を果たす場合には、子どもの遊び環境からは少し離した位置とするなど、生物が生育しやすい環境である事と子どもの日常生活の場との境界位置を見極めながら、その位置関係は慎重に計画する必要があります。