2015.04.18
園庭の作り方 – 思考回路編
【遊びのつながり・関係性のコトバ化】
コト葉LAB.が園庭をデザインしていく上で行っているコトバの抽出作業の一部をお見せします。
今回は「砂で遊ぶ」からはじめて…
遊びのつながり・関係性をコトバ化していく手順をあらわしています。
(ちなみに…ボク達は、これらを「一石三鳥」化する環境要素をデザインすることを心がけています。)
このコトバの抽出作業により「遊び」が「線」となり「面」となって見えてきます。
まだ多くの園庭での遊びが「点」としてしかなり得てない事が多い様に思われます。
遊びが「発展」し「継続」していく園庭環境であるために、コトバの抽出作業をされてみてはいかがでしょうか?
●コトバの抽出化後記
※ちなみに、ボク達がコトバの抽出作業を通じて気づいた事は…
子どもの「遊び」を主体に言語化していくと…ポジティブ言葉があふれて行き、環境コトバに多様性が生み出されていく。
一方で、大人からの「管理」を主体に言語化していくと…「ダメ」や「止め」というネガティブ言葉により言語が消え、環境コトバが均質化していく。
ということがひとつの気づきになりました。
ぜひ、皆さんからも「遊びのつながり・関係性をコトバ化」していく上で気づいたこと等を、お聞かせいただけたら嬉しいです。
コト葉LAB. やすなかけーぞー (Mail:keizo@kotoba-lab.co.jp)