預かり保育室改装プロジェクト
元々の空間が既に素敵な空間であった。
が、保育者の見守りや預かり需要が大幅に増えてきている現状を考えると、このまま今の空間構成で保育していく事が困難な状況となっていた。
そこで、この部屋で培われた二十年という月日の記憶を大切にし、可能な限り今までの空間雰囲気は変える事なく、しかしながら、現在の保育に対応した空間とすることを今回のリノベーションのテーマとした。
これまで園が積み重ねてきた時間軸の中に自然な形でデザインを置いていくという考えのもと、この場所を空間化している。