元々あった園舎の跡地に新たな園庭を計画。
園庭の中央に川＋山砂の砂場、更には昔懐かしい手押しポンプの川流れによる水遊び場を計画することで園庭内の回遊性を確保した。
これにより遊びが継続していく環境づくりとなる事を意図している。
起伏のある丘を園庭の端に計画し、丘を登った先には広いウッドデッキを計画した。
あたかもピクニックに来た様な気分を得られる環境構成としている。
また、丘が園庭の端にあることで、見守る保育者が子どもと距離を取っていても、見守りやすく安心できる環境となっている。
保育者が安心できる事で、子どもも落ち着いた空間で日々の暮らしを送ることができる。
植物が豊富に彩られた園庭でホッと癒しを得られる様な、大人にも、子どもに取っても豊かな環境でありたいと考え空間化した園庭である。