根城こども園2026.04/青森県八戸市
元々、この園では、室内の保育環境設定については保育者が楽しみながら積極的に構成している姿が見て取れた。尚且つ、園外での保育も充実していた。しかしながら、環境が整っていなかった事もあり、室内と園庭とが乖離し、園庭での保育がなかなか充実出来ずにいた。
現状での園庭の問題点については既に園の先生たちが把握していた事もあり、わたしたちデザイナーはこれらの問題点を精査しながら、空間的な関係性を改めて組み直す事から始めた。
抱えていた問題点をひとつずつクリアしながら、これまでの保育が室内外一体的に展開出来る事を意図して園庭をリデザインした。
これまでも園外での活動が、そのまま室内での保育と連動していた事もあり、今回の園庭では「室内の延長」として保育が実践出来る「外の部屋」づくりをデザインの中心に据え、空間の在り方が大小入り交じりながら、園庭全体としても、それぞれの空間同士が立体的に、かつ視覚的にも関係性を見せる事で、結果的に保育者側にとっても安心して見守れる環境となる様に計画している。保育室と園庭とが関係性を持つ事で、室内からも園庭の気配を感じる事が出来るようになり、子どもが内外問わず居場所を自分の意志で選べる様にもなり得る。そんな環境設定のあり方にも対応した園庭として計画している。
設計:コト葉LAB.
施工:カネヒロ



























